よくわかる!F1オーストラリアGP

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なぜオーストラリアにF1の公式戦が開催されるようになったのか

オーストラリアでF1の公式戦であるオーストラリアGPが開催されるようになったのは、1985年の事です。
その頃はまだオーストラリアはイギリスの統治下で、開催時期も現在の開幕戦とは違い公式戦の最終戦として開催されていました。
そのイギリスの統治下であったという事がF1の公式戦が開催されるようになった大きな要因とされています。
というのも、国内ではF1の公式戦は無くとも、国内にある様々なサーキットでフォーミュラカーのレースが盛んに開催されていたのです。
当初はオーストラリアだけのローカルレースでしたが、こうしたローカルレースの開催時期は北半球のモータースポーツのオフシーズンにあたるため、公式戦が無い間の一流ドライバーをオフシーズンを利用してオファーを出し、地元の腕利きレーサーと対戦するなどのイベントが盛んに行われていました。


それらのレースが盛んになった1970年以降は、公式戦でも使われるような国際基準の車両規格の車を採用したレースが行われるようになり、国内でのモータースポーツ熱はさらに高まりを見せていました。
そして1985年、北半球中心に行われていたF1の公式戦で、季節が逆になる南半球で、北半球の冬のシーズンに公式戦を開催出来る地を探していた時に国内にサーキット等があり、モータースポーツ熱の高いこのオーストラリアに白羽の矢が立ったのです。
開催当時はアデレードの市街地をそのままサーキットとして利用する、市街地コースとして開催されていました。
市街地をそのまま利用するため、モータースポーツ熱の高い市民は間近で興奮のレースが観戦出来るというだけあって非常に好評でしたが、レーサーやチームからは人・部品ともに負担が大きく、別の所が無いかという要望が続出していました。


その様な事が続き、1996年には市街地コースから、現在開催されているアルバート・パーク・サーキットに舞台を移しました。
このサーキットはF1が開催されていない時は市民の憩いの場として使われている公園で、その雰囲気を保ったまま熱いレースが楽しめるという事もあり、F1のファン以外の市民もお祭り間隔でレースを見に来るという人も少なくないようです。
ただ、このアルバートサーキットパークに舞台を移す際には様々な論争や争いなどがあり、一筋縄ではいかない移転でした。
特に一部の市民団体などはその危険性などをやり玉にあげ、主催者側と度重なる論争を繰り広げましたが、そのような問題点にはしっかりとした対策がなされ、アデレードの市街地コースの時よりも安全であるとの評価もなされています。

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